SPORTYAK245について
安全性と安定性へのこだわり
SPORTYAK245のこだわりは安全性と安定性です。小型ボートがかかわる事故の多くは、より大きい船舶との衝突事故です。そのため、小型ポートだからこそ、安全を重視した物作りを心がける必要があります。しかし、多くの小型ボートが、安全性を軽視して作られてきたことも事実。SPORTYAK245の設計チームは、乗船人数1名から3名、4つのシチュエーションを想定し、どのシチュエーションでも重量バランスが均等にとれるよう試行錯誤しました。
その試行錯誤と努力により生まれたのがカタマラン型のボディです。また、乗員が落水した場合のことも想定し、人が乗っていない状態でも、ボートのフロアは水面よりも低い位置に来るように設計されています。ただ、いくらすばらしい重量バランスを誇る船体でも、常にバランスをセンターに保つよう心がけることは大切です。
SPORTYAK245は釣りに最適
SPORTYAK245は、カタマラン型の構造を持つボートなので、安定性が高く、釣りには最適のボートだと言えます。基本的には手こぎボートのため、小型のエンジンを搭載した場合でも、海の場合は波の穏やかな内湾での釣りが向いているでしょう。
湖での釣りは、このSPORTYAK245にとって、ベストかもしれません。湖沼でのバス釣りやトラウトフィッシングにはちょうどいいサイズです。
実際、YouTubeの釣り動画でも、このSPORTYAK245で釣りに出かけているアングラーからの投稿は増えてきています。投稿はヨーロッパと日本からが中心。日本では、野池や湖でのバス釣りに使っているアングラーが多いようですが、近海での五目釣りやジギングに利用している人もいるようです。安全性と安定性にこだわっているボートですから、波の穏やかな海なら、十分にいい釣りができそうです。
BIC SPORTYAK245スペック
全長: 2.45メートル
全幅: 1.2メートル
全高: 0.47メートル
重量: 39キログラム
定員: 3人
最大積載重量: 250キログラム
ハル: カタマランタイプ(双胴)
素材: プラスチック(HDPE高密度ポリエチレン)
手こぎ(オール2本付属)、エンジンを搭載する場合は2馬力未満を推奨
100パーセントリサイクル可能なボート
メイドインフランスの小型ボートSPORTYAK245は、安全性と安定性が重視された、これからの小型レジャーボートのスタンダードとなります。マリンスポーツ、マリンレジャーの世界でも、実はひじょうに大きなプレゼンスを持つBIC。日本ではあまり知られていない、そのスポーツ部門から生み出されているのが、SPORTYAK245です。かけがえのない自然を守りながら、ウォータースポーツ、マリンスポーツの未来を考えているBIC。SPORTYAK245にも、いつか寿命は訪れますが、このボートは、実は100パーセントリサイクルが可能な素材により作られています。超軽量、そして40年近い経験により培われたボート製造のクオリティが、SPORTYAK245に注ぎ込まれています。
BIC SPORTに関して
BIC SPORT(ビックスポーツ)は、1979年に設立された、ボールペンやライターでおなじみのBICの関連会社です。既にご紹介したように、ヨットの世界でも成功を収めているBIC創業者一族の、ウォータースポーツ、マリンスポーツへの熱意が凝縮されているブランドです。
ウインドサーフィンやスタンドアップパドル、カヤック、サーフィン用品の他、ジュニアのディンギー(小型ヨット)レースにも力を入れていることで知られているBIC SPORT。ボールペンやライター同様、丈夫で長持ち、そして信頼性の高い製品作りを掲げています。